必見!社用車管理 安全運転管理者の方へ

AUTOBACS SEVEN

必見!社用車管理
安全運転管理者の方へ

人事異動で必要な車両管理について

社用車の管理

多くの会社で毎年行われている人事異動、複数拠点で営業をしている企業様は、車両の移動管理も一緒にされていると思います。今回は、人事異動に伴い、車両の移動が発生した場合にどのような手続きが必要になるか、改めてまとめてみました。

人の異動に伴って、車を使用する拠点が変更になる場合

まず、営業車両などを占有で使用している企業様は、人の異動に伴い、車も移動させるかどうかを検討されていると思います。車を使用する場所が変わる場合、どのような手続きが必要になるのでしょうか?

  1. 車両を利用拠点まで移動させる
  2. 車検証の保管場所を変更する

1つ目の車両移動に関しては、当たり前ではありますが、陸送を業者手配するのか、従業員に自走させるのかなど、移動の手配をする必要があります。引っ越しに伴い車両を移動する事もあると思いますので、従業員自身が車で移動する場合には、十分な安全配慮が必要です。

2つ目の車両の保管場所変更については、法令で移動日から15日以内に変更を届け出なくてはならない事になっています。手続きを行わずにいた場合、車庫法違反となり、10万円以下の罰則となりますので注意が必要です。必要な手続きは以下になります。

  1. 必要書類を準備する
  2. 申請書類を準備する
  3. 管轄の陸運局に提出を行う

詳しくは、自動車検査登録総合ポータルサイトをご確認ください。

人の異動に伴う車の移動が発生しない場合

車は移動せず、車を利用していた人のみが異動する場合は、下記のパターンが考えられます。

  1. 車両を別の人が継続して利用する場合
  2. 車両が余剰になるため、リース解約や車両の売却を行う場合

車両を継続して利用する場合、保管場所が営業拠点などになっている場合は、特に変更の必要はありません。注意しなければならないのは、テレワークの促進等で、保管場所が従業員の自宅付近などに変更になっている場合です。その場合は、車庫証明の取り直しが必要になりますので、こちらも変更から15日以内の届け出を忘れないようにしましょう。

2つ目の、車両が余剰になる場合ですが、こちらは全体の利用車両数などと加味して検討する必要があると思います。例えば、A拠点では1台余剰になるが、B拠点では、1台不足している。となると、移動した方が良いのか、売却(リースアップ)して新たに購入(リース)した方が良いのかなど、費用、手間と比べて判断する必要があります。上記までと同様に、車両が移動になる場合は、保管場所の変更等を忘れずに実施しましょう。

車両管理の効率化をするにはどうすれば良いのか?

車両を管理するにあたって、担当者様がしなければならない事は多岐に渡ります。専門のサービスを利用し、アウトソースなども良い手法ですが、高額な費用が掛かるため、中々導入出来ない企業様も多いのではないでしょうか?当社のFLEETGUIDEサービスは自社で運用したいお客様を少しだけサポートできます。

  1. どの拠点に何の車両があるかを簡単に把握したい
  2. どの車両がどの位使われているかを把握したい
  3. 車両のメンテナンス状況や、付属する備品などを管理したい
  4. 車両の移動があった際には、管理画面でも簡単に変更したい

上記のようなことがFLEETGUIDEサービスの車両管理機能でご提供可能です。こういった事が、システムで叶えられれば、車両管理が楽になりそう。自社での車両管理も可能かもしれない。と思われた方は、ぜひこちらよりお問い合わせお待ちしております。

お問い合わせフォーム

関連記事はこちら

介護報酬改定_通所系サービスの送迎に関わる取扱いの明確化について

先日、お取引先様から介護報酬の改正がある事をお伺いしました。当社としては、介護業界については全く知見もないので、業界についてお話出来る立場ではないのですが、一部…

社用車の管理

ライドシェア_有償運送の規制緩和における安全運転の課題

人手不足による影響で、一部地域や特定の業種で交通課題が話題になっています。最近ではライドシェアの部分的な解禁など、大きなニュースとなりました。また、送迎について…

社用車の管理

全国で大雪予報!冬季の車両運行を安全にするための備えとは

12月は、急な積雪や、路面と凍結と気象要因の他、日の入りが早く、日の出が遅いためどうしても薄暗い中での運転も多くなり、1年の中で最も事故が増える月です。今回のコ…

社用車の管理

altを入れます

点呼義務化スタート、今から「なる早」でシステム導入を考えるには

本日は、点呼義務化に伴い、今までの運用からの効率化を迫られている。大きな声では言えないが、実はまだ運用を開始できていない・・・そんなお客様向けの記事になります。…

社用車の管理

点呼業務とは、何を管理するべきものなのか?

いよいよ来月、2023年12月1日~道路交通法が改正され、アルコール検知器を用いた酒気帯び確認が義務化されます。すでに多くの皆様が検知器のご購入、サービスの導入…

社用車の管理

12月で大きく変わる!車両管理とは?改めて車両の業務利用について考えてみる

皆様の会社では、業務上車両を利用する機会はありますか?当社はよく業務で車両を利用します。もともとオートバックスというブランドを運営している事から、車両利用の管理…

社用車の管理

2023年12月1日から!「白ナンバー事業者」にも義務化となる酒気帯びの点呼確認方法とは?

安全運転管理者は、車両を一定台数以上所有する事業所への配置が義務付けられています。2022年4月1日からは下記の項目が業務内容に加わりました。 ・目視等での酒気…

社用車の管理

『私が担当に!…大丈夫です、ご安心ください』安全運転管理者の役割とは?抑えておきたい基礎知識

業務で社用車を使う事業所の皆さま、安全運転管理者の設置はお済みでしょうか? 道路交通法により、車両を一定台数以上保有する事業所は、安全運転管理者を選任しなければ…

社用車の管理

【DX活用で生産性向上】今、注目!介護・福祉業界の業務負担削減のポイント

2022年4月から改正道路交通法の施行により、運転前後のドライバーに対する酒気帯び確認が義務付けられました。 近い将来、運送業だけでなく、デイサービスをはじめ福…

社用車の管理

運転日報の目的・内容とクラウド化による効率的な管理・運用のヒント

新任安全運転管理者必見!運転日報の目的・内容とクラウド化による効率的な管理・運用のヒント

運転日報は、車を保有する事業所に配置される「安全運転管理者」が用意し、運転者に記録させなければなりません。運転日報は紙のものが一般的でしたが、近年のデジタル化の…

社用車の管理

10月より厳罰化!今さら聞けない、安全運転管理者制度って何?業務内容や罰則は?

令和3年6月、千葉県八街市で発生した下校中の児童5名が死傷する凄惨な交通事故は、トラックの運転者が飲酒していたことや運転者が勤務する事業所が安全運転管理者を選任…

社用車の管理

コロナで変わった「働き方」「お酒との付き合い方」、企業の管理部門を大きく悩ませることになったコロナの影響

新型コロナウイルス感染症の拡大により、私たちの生活は大きな影響を受けています。日常生活だけでなく、オフィスへの出勤、対面でのコミュニケーション、大人数での会議や…

社用車の管理

【白ナンバー】運送業でなくても、アルコールチェック義務化、日本を支える建設業の安全運転管理者が知っておくべきこととは?

現在、様々な業種の企業様より、アルコールチェックに関するご相談を頂いております。その中で、最近、建設業を営んでいる企業様からのお問合せが増えてきました。アルコー…

社用車の管理

【白ナンバー事業者もアルコールチェック義務化】飲酒運転が会社に与える影響とは?

コロナ感染防止のための規制が解かれ、気の緩みや開放感から飲酒機会が増加、それに伴い飲酒運転事故のニュースをよく目にするようになりました。『ほんのちょっとの量だか…

社用車の管理

【白ナンバー】まだ間に合う。アルコール検知器義務化延期で更なる緊張感を!法律施行延期で安全運転管理者が今するべきことは?

総務・管理者の皆様、アルコールチェッカー(検知器)購入、準備はお済みでしょうか? 警察庁は14日、2022年10月1日から予定していた「白ナンバー」事業者に対す…

社用車の管理

ページトップに戻る