必見!社用車管理 安全運転管理者の方へ

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必見!社用車管理
安全運転管理者の方へ

点呼義務化スタート、今から「なる早」でシステム導入を考えるには

社用車の管理

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本日は、点呼義務化に伴い、今までの運用からの効率化を迫られている。大きな声では言えないが、実はまだ運用を開始できていない・・・そんなお客様向けの記事になります。あくまでも、当社の経験からくる導入までの一つの道しるべ、「参考」として捉えて頂ければ幸いです。

導入までに検討が必要な2つの事

導入までの準備として、企業様ごとの車両利用方法に応じて、まず2つの事を考える必要があります。 一つは、当たり前ですが、法令の確認です。まずは、最低限何をしないといけないのかを確認しましょう。次に、法令遵守するための自社課題を把握する事です。この2つの検討が終われば、後は運用に適切な機材やサービスを選ぶだけなので、スムーズに導入が可能になると思います。

導入までに確認しておくこと

まずは、改めて、やらねばならぬことを確認し、出来ている事、出来ていない事、を明らかにすることが必要です。車両の業務利用において、しなければならない事は、大きく2つあります。                         1つ目が、運転手の管理。2つ目が車両の管理です。

1つ目の運転手の管理は、具体的には下記などが挙げられます。 

  1. 運転手の適性確認(免許証の所持や有効期限の確認など)
  2. 運転手の体調確認(睡眠不足や、体調不良による運転への影響がないか)
  3. 酒気帯びの確認(機器を用いたアルコールチェック)

2つ目の車両管理については下記などが挙げられます。

  1. 車両点検(灯火類、タイヤ空気圧・溝残量、フロントガラスのヒビなど)
  2. 車検や点検、任意保険などの期限管理
  3. 車両の利用状況や利用目的の把握(目的地の記録や、目的の記録)

特に、1つ目の運転手の管理については、直近でアルコール検知器を用いた酒気帯び確認が法令化され、より一層、管理責任が問われている状況です。

そして、重要なのが、これらの情報を「正しく報告し」「承認を行い」「記録を保管しておくこと」です。運用を考える上では、                                                                                                             

  • 運転手から報告をいかに正しく、抜け漏れなく報告してもらうか
  • 上がってきた報告を正しく読取り、承認を実施する事が出来るか
  • 記録を間違いなく必要な期間保管できるか(1年間の保管義務)

上記の3つのポイントをまずは押さえておくと、その後利用する機材やサービスを選びやすくなると思います。

運用において課題になりやすい事はどんなことがあるか

やるべきことが確認出来たら、次はどのように行うか。という事になりますが、運用する中でよく課題になりやすい点として、下記のようなことがあります。

  • 遠隔地での確認の場合、虚偽報告対策など、運転手からの報告の正確性が確認しづらい
  • 上がってきた報告に抜け漏れがあり、確認、修正に時間が掛かる
  • 定期的な免許証確認に大きな手間がかかる、また、遠隔地の場合、免許の所持確認が出来ない
  • lineやチームスで承認をしているが、返信の手間が掛かっている。または、返信が出来ていない
  • 記録保管を紙で行っていて、記録紙を取り寄せてまとめる作業などが発生している
  • 確認した内容が日報、もしくは月報で正しくまとまっていない

企業様の運用によっては、全てが当てはまる企業様、全く当てはまらない企業様がいらっしゃると思います。現在、主に展開されているサービスの特徴を簡単にまとめてみました。

主なサービスの種類と特徴

アルコールチェック義務化のニュースが流れてから、現在まで多くのサービスが展開されています。色々な機能や価格があり、迷われる方も多いと思いますが、市場に展開されているサービスの特徴を簡単にまとめました。

現在、多くのサービスはクラウドを使用した管理システムを展開しています。理由としては、やはり直行直帰や管理の手間の削減というメリットが大きいと思います。一方で、事業所で必ず対面確認が可能な場合などは、必ずしもクラウドサービスが効率化につながるわけではない場合もあります。

システムを利用したサービスの場合、どうしても初期設定等に時間が掛かってしまいますので、最低でも2週間程度は導入までに余裕を持つ必要があります。

それでも何とかサービス導入を早めることは出来ないの?

上記の通り、クラウドサービスを導入するには、やはり準備期間が必要になってきてしまいます。それでも、業務効率化が急務であったり、法対応自体に対応していない場合は、お急ぎの事もあるかと思います。そんなときは、是非オートバックスセブンまでご相談ください。当社のサービスなら、

  • 日報の管理からアルコールチェックまで一元管理可能なため、スムーズな導入が可能です
  • アルコールチェック機器も専用品を用意、在庫にも余裕を持って対応します
  • トライアル環境をご用意しているので、ご契約前にマスタ登録の準備をしておくことも可能です
  • そのほか、設定の方法が不明の場合など、コールセンターを用意しておりますので、導入が安定するまで、しっかりとサポートさせて頂きます

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